私たちは、たった一人では成し得ないことを知っています。新たな成長を生む、攻めの姿勢と、確かな信頼を生む、然るべき工程管理。時には相反するこの二つの要素が、私たちの事業を支えています。
大切なのは、互いの専門性を頼ること。相手の仕事をよく知れば、自分の仕事のやり方が変わってくる。部署や部門を飛び越えて有機的に織り成す関係は、相手に対する感謝の気持ちと、互いの役割や強みへの尊敬と尊重の上にかたちづくられます。
言葉で伝え、行動で示す。感謝を真っ直ぐに表すことができる人へ。

私たちはとても大切な、贈り手の想いをしっかりとお預かりし、かたちに変えて、お約束の日までに間違いなく届けることの重みを、充分に理解しています。
たとえば、欠品が出ないよう掛け合うことも、お客様への誠意です。万が一、先方にご迷惑をおかけした場合には、真摯に対応する誠実さ、正直さもとても大切な姿勢です。
当たり前を当たり前以上に、続けること。その難しさを知っているからこそ、いつも誠実さを忘れないこと。

誰からも信頼される人。
その人は、きっと、一緒に腕まくりしてくれる。
誰からも信頼される人。
その人は、きっと、いつも感謝を忘れない。
誰からも信頼される人。
その人は、きっと、誰にでも平等に接する。
誰からも信頼される人。
その人は、きっと、やり遂げるまで努力する。
誰からも信頼される人。
その人は、きっと、ずるい私を許さない。
誰からも信頼される人。
その人は、きっと、あなたを信じている。

提案したり、膨らませたり、言われなくても常に動き続けています。立ちはだかる問題に、どう立ち向かうか、頭を捻って考えます。誰からも頼まれていない仕事をやります。私だったらどうするか？いつもそんな風に考えます。
誰かに何かを頼む時、大切なのは、動機づけ。自ら動く時、大切なのは、主体性。そこには、自分自身の感性と実感が必要です。私は、会社にとって、とても必要な人だという実感。
私にしかできない仕事をつくりだせるのは、私自身です。

成長する事は難しい。
知らない言葉をひとつでも多く覚えることも、誰かに尋ねる前に自分で調べることも、指摘されたことを素直に認めることも、わからない自分に気がつくことも、失敗を恐れないことも、すべてが成長。
現状維持は、止まっているのと同じだから、小さくても、毎日、ひとつ、チャレンジを。能力と努力は、きちんと評価されていく。

指示書から読み取る、誰かから誰かへの「想い」。私たちが日々お届けするたくさんのギフトには、その数分だけ、誰かと誰かの関係があります。一言では語りきれないその物語は、もちろんすべて想像だけれど、とても大切な「想いのやりとり」があることは間違いありません。
ギフトに込められた贈り手の想い。だから私たちは、丁寧に、責任を持って届けなければなりません。

クリエイティブであることは日々の中にあります。クリエイティブであることは困難に見える問題を、軽やかに解決してくれる力を持っています。生産性を向上させるために考えた工夫も、相手の気持ちを想像し、期待を上回ることも、まだ世の中にない、新しい価値を探求することも、奇想天外なアイディアや遊び心も、サプライズを狙う、時にはイレギュラーなアプローチも、未知なる創造のために、一度壊してみることを恐れない勇気も、ミーハーであることも、その道のオタクであることも、すべてが尊いクリエイティブ。
クリエイティブであることは想像を超えられる思いやり力のこと。だから、クリエィティブであることと誰かの心を動かすことはすごく似ています。常にインプットすること、自分の五感で感じ、体験することを大切にします。

創業時から道なき道を歩んできた開拓者精神を胸に、私たち大和は、メンバーのひとりひとりが、贈りものを贈ることができる人間であると同時に、また、思いやりを持ちあえる人間であると同時に、“プレゼンター（＝想いの表現者）”であることを目指します。
気持ちや行動を「ギフト」に変えて表現していくこと。ギフトが語り出し、あちこちで対話が広がっていくこと。そして人びとがゆるやかに、共鳴していく世界が広がっていきます。
私たちは、そんな世界を目指しています。